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リンパ浮腫?

2011年11月16日 (水)

肘から上のリンパマッサージ

私の左腕は、肘から上がややむくんでいる、ということだったので、その浮腫みをやわらげるマッサージを習ってきた。とりあえず、順序を追って、言葉で書いてみることにする。

(1)まず、リンパ液の「ごみばこ」を開く。それが、鎖骨の上、やや外側の指が入るあたりをソフトに押す。絶対に「痛きもちいい」と感じるほど強く押さないこと。

(2)次に肩を回す。前から後ろ、後ろから前へ、グルン、グルン。リンパの通路を広げるため。

(3)右手の指をそろえて、左の腋の下に入れ、上へ持ち上げるように何度も押す。

(4)左の肘から左肩に直線が引いてあるイメージを持つ。その直線を意識しながら、肘から肩に向かって、右の手のひらでソフトに上向きになで上げる。右手の指先というよりは人差し指と親指の間のスペースを使う。そのときに大切なのは、「皮膚を動かす」こと。だから、ぎゅっと押してしまってはだめ。皮膚の表面を動かすように手のひらを皮膚に吸いつけるように置き、ソフトになで上げる

(5)「上級テクニックですけど」と教えてもらったのは、ただなで上げるのではなく、少し手のひらで皮膚を左右や上下に引っ張り、それから上になで上げる。最後はすっと離すように。それにより、皮膚がより大きく動く。

(6)上記の(3)と(4)は根気よく、ソフトに、静かに、何分間も行うとよいらしい。セラピストの方は私が眠くなるくらい、ゆっくりと根気よく施術してくれた。

(7)左腕をマッサージする時は右手で、右腕をマッサージする時は左手で。

(8)さらに、肘の内側をソフトに押し、肘の外側をつまむようにする。

以上で、肘から上の部分はとりあえずおしまい。

なお、セラピストの方は「キュレル」のボディ用の乳液を使っていた。滑りすぎてはまったく意味がないので、「オイルは絶対だめ」だそう。キュレルを使っていた理由は敏感肌の人にも使えるということと、塗った後すぐに、「少し抵抗感が出て、マッサージの効果が高まる」からだという。

慣れないうちは、お風呂上りなどに鏡を見ながら自己マッサージしてみるとよいそうです。なかなか難しいですが、頑張っています。コツは、(a) 皮膚を動かすように、(b) 上向きに、そして、(c) 絶対に強く押さないことです!あとは、ちゃちゃっと終わらせず、結構ていねいに時間をかけるとよいみたいですが、忙しい人はなかなか・・・。

よろしければ、お試しください。

2011年11月12日 (土)

リンパ浮腫外来

リンパ浮腫外来、初診。

結論から言うと、「リンパ浮腫」というほどのものではない。
ただし、左腕は右腕に比べると、むくんでいる。

…ということで、セラピストからのリンパマッサージ指導。
想像していたのと全く違う、皮膚を伸ばして、リンパを通りやすくするソフトなマッサージ。
「日本人はイタキモチイイのが好きなので、つい強くしてしまいますが、リンパマッサージのときに強くすると、リンパが流れる道がつぶれて逆にたまってしまいます」と、セラピストの女性。リンパがどのような道筋で流れて、どのようにそれを「ごみばこ」に誘導したらよいか、1時間かけて説明してくれた。

とても勉強になった。

今後、お米の袋や、大きなペットボトルなどを左手で持つことは避けたほうがよい、でも、何も持たないでいると逆に筋肉が落ちる。筋肉はリンパを流すのに役割を果たしているので筋肉が落ちるのはよくない。半身浴などの長時間の入浴も、汚れたリンパをためてしまうことになりかねないので十分に注意すること。リンパの流れ方は一人ひとり異なるので、自分にとってどれがよくないか、よく考えながら自分なりの行動をとること。

怪我や傷に気をつけること。蜂窩織炎(ほうかしきえん)がなぜ浮腫の人に起こりやすいかというと、リンパが滞ると「栄養満点の液のプール」ができてしまうので、そこに傷などができて感染が起きると一気に広がってしまうのだそうだ。なるほど、と思った。

とりあえずセルフマッサージをなるべく毎日するように。その結果でまた困ったことがあれば、リンパマッサージの外来(これは保険診療にはならない)に来るように、とのことだった。

リンパマッサージにオイルは禁物だそうだ。つるつるして皮膚を動かすことができないから。今日のセラピストの方はキュレルのローションを使っていた。私の胸のケロイドを見て、「このケロイドの色もマッサージで薄くできるかもしれませんよ」といって、丁寧に、丁寧に、私の胸のケロイドをマッサージしてくれた。

もっと早く来ればよかったなぁ、と思ってしまった。でも、何事もトライ。思ったらいろいろな医療に助けを求めてみるのはいいことだと思った。

マッサージの仕方、またブログで報告します。

2011年11月10日 (木)

もうひとつの心配

明日はリンパ浮腫外来の初診。
どんな診断になるか、心配だが、しっかり診て頂いて、今後のことも聞いてきたい。

実は、私にはもうひとつ心配がある。
ときどき非常に胸が痛くなる。(恋ではない・・・)

一番最初は夜眠っているときに苦しさで目覚めた。
翌日内科クリニックに行ったら、長時間痛いのは心臓が原因ではないだろうと言われ、様子見を指示された。

その後も何回かあったので再度内科にかかったところ、「ニトロペン」という舌下錠を処方され、苦しいときにこれをなめてみて、すぐに治るようなら心臓。すぐに治らないようなら、苦しくなる場所からいって逆流性食道炎を疑う、と言われた。

その後最初に苦しくなったとき、ニトロペンを舌下に含んだが、まったく改善されなかったので、心臓ではないな、という感触があった。心電図も正常だったし。その後しばらく何も起きなかったので、「ひょっとしたらすっから症状が消えたのかも」と思っていた。

本日、仕事中にそれは久しぶりにやってきた。それもかなり強力なのが・・・。今日はパソコンを打っていたら背中から始まりそれが前に移動してみぞおちが「こむらがえり」を起こしたかのように痛んだ。およそ1時間、ぐっとこらえてようやく沈静化。

今日はすっかり疲れてしまった。やはり、また内科クリニックに行く必要がありそうだ。

乳房切除後の疼痛もかなり強いので、それと何か関連があるのだろうか。
場所が場所なだけに、不安を覚えた一日だった。

2011年10月24日 (月)

また新しい週が。

先週の今頃は、新しい週が始まることに恐怖感を抱いていた。
もう1週間たって、また同じことが始まる。

でも、今週(先週?)は、土曜日も日曜日も出勤したので、
NHK夜7時半の「ダーウィンが来た」が始まってもそれほどの恐怖感はない。
(今日は「ダーウィンが来た」が半分以上終わってからの帰宅。平日の帰宅より何時間も早い。)
そういうのを「サザエさん現象」とか言うらしい。

毎日出勤していれば、新しい週を迎えることの恐怖感は薄れるのかも。
でも、からだは疲弊していく。

働けることはありがたい。
でも、働かないと住宅ローンは返せない。
働かないと生活は動かない。

ぼちぼち、がんばりましょう。
指が腫れてるね。
グーチョキパーが大変ですが。

きっと、気のせい。

2011年10月23日 (日)

寒い・・・

心が寒いときには、

指も、手も、何もかもが

冷たいですね。

どうしましょう・・・?

2011年10月22日 (土)

予約でいっぱいのリンパ浮腫クリニック

病院で紹介されたリンパ浮腫を扱うクリニック。ネットで見ると、乳がん全般も扱っているようだ。かなり規模が大きい。

通勤沿線なので、仕事帰りにさっそく寄ってみようと思い、出がけに乳腺外科主治医D医師がコピーしてくれたクリニックの紹介チラシと紹介状、そして保険証をカバンに入れた。診療は19時までとある。ラッキー。帰りに寄れる。でも予約診療とある。

昼間の適当な時間に電話を入れる。すると、予約がとれない!なんと、3週間後まで予約がいっぱい。もちろん、勤務に穴を空けるわけにはいかないので、私が行ける時間の範囲内で、ということではあるが、驚いてしまった。

今や日本女性の16人に1人が乳がんにかかる時代。病院がいっぱいになってしまって、対応ができなくなる時期がすぐそこまで来ているような気がしてならない。

結局11月10日過ぎに何とか予約を入れることができた。早めに受診して診断してもらい、対策をとれることを期待していたので、なんだか肩すかし。それまで、自分で何かできることをしておかないと。

さてさて・・・。私はこの病気になって、「生まれ変わったら医者になる」と決めたのですが、今日はその思いをさらに強くしました。選択肢は、「人権派弁護士」か、「医者」だったのですが。やはり、医者かな・・・と。

2011年10月21日 (金)

肘から上のリンパ浮腫?

3か月ぶりの乳腺外科外来受診日だった。

きれいになった外来棟で、気持ちよく待ち時間を過ごす。
今まではボランティアさんが「○○先生は、×時現在、△時予約の患者を診察中」という待ち時間情報を、定期的にホワイトボードに書き出してくれていたのだが、今はそれが壁の液晶テレビに映し出される。しかし、「○○先生、診察中」としか出ず、以前のように、「ではあと○分くらい待つかなぁ」といった想像ができない。ボランティアさんの情報の方が細やかだった。

この病院は待つことは当然なので、本や仕事などを持って外来に行くが、昨日は30分ほどで呼ばれた。4つ聞きたいことがあった。

(1) 腫瘍マーカー:下がった!「まったく問題のない数字です。(やった!)」
CEA: 2.4(2010年7月)→2.8(2011年1月)→2.6(2011年10月)
CA15-3: 7.2(2010年7月)→7.3(2011年1月)→6.4(2011年10月)

(2) 鎖骨のしこり:「あ、ありますね。前に取って調べたのと一緒ですね。でも、これは、がんじゃないですね。こういうのができやすいですね。(そう言われても・・・気になるものは気になります)」

(3) 腕が太くなった件:院外のクリニックを紹介してくださることになり、さっそく紹介状を書いて頂いた。

(4) ホットフラッシュ:「これは、更年期障害の症状ですから、がまんしてもらうしかありません。漢方を良く知っている先生は漢方を処方したりするようですが、必ずしも誰にでも効くものではありません・・・(いつもと同じ返答ですね)。更年期障害を和らげるには、ホルモン補充療法がありますが、乳がんの患者さんには全くの逆の効果になってしまいますから(いや、それはわかってます)。」
関節痛:「アロマシンになって以前より強くなっているようですね。でも、マーカーの値からも、この薬が効いているということですから、続けましょうね(そうですよね・・・、がまんします・・・)。」

問題は、(3)の腕が太くなった件。太ったためなのか、むくみなのか、乳腺外科主治医D医師は、「昨年着た服がきつくなっているということは、むくみがあるのだと思う」ということだった。でも、ネット検索などで見る「押しても皮膚が戻らない」とか、「手のしわがなくなる」などの症状はないということを言うと、「肘から上の浮腫の場合は、なかなかむずかしいんですよ」ということだった。リンパ浮腫というと、腕全体を想像していたので、肘から上、というのは驚いた。これは、専門家に見てもらって、判断してもらった方がよい、ということで、専門のクリニックを紹介していただいた。偶然、通勤の沿線にあることがわかった。

D医師の病院でもリンパ浮腫の講習会などをやっているが、やはり、浮腫専門のクリニックに行った患者の方が効果を実感できているということなので、私も早めにそちらにお世話になってみようと考えている。

いろいろあるものですね。腫瘍マーカーが下がってホッ。リンパ浮腫疑いでドキッ。