肘から上のリンパマッサージ
私の左腕は、肘から上がややむくんでいる、ということだったので、その浮腫みをやわらげるマッサージを習ってきた。とりあえず、順序を追って、言葉で書いてみることにする。
(1)まず、リンパ液の「ごみばこ」を開く。それが、鎖骨の上、やや外側の指が入るあたりをソフトに押す。絶対に「痛きもちいい」と感じるほど強く押さないこと。
(2)次に肩を回す。前から後ろ、後ろから前へ、グルン、グルン。リンパの通路を広げるため。
(3)右手の指をそろえて、左の腋の下に入れ、上へ持ち上げるように何度も押す。
(4)左の肘から左肩に直線が引いてあるイメージを持つ。その直線を意識しながら、肘から肩に向かって、右の手のひらでソフトに上向きになで上げる。右手の指先というよりは人差し指と親指の間のスペースを使う。そのときに大切なのは、「皮膚を動かす」こと。だから、ぎゅっと押してしまってはだめ。皮膚の表面を動かすように手のひらを皮膚に吸いつけるように置き、ソフトになで上げる
(5)「上級テクニックですけど」と教えてもらったのは、ただなで上げるのではなく、少し手のひらで皮膚を左右や上下に引っ張り、それから上になで上げる。最後はすっと離すように。それにより、皮膚がより大きく動く。
(6)上記の(3)と(4)は根気よく、ソフトに、静かに、何分間も行うとよいらしい。セラピストの方は私が眠くなるくらい、ゆっくりと根気よく施術してくれた。
(7)左腕をマッサージする時は右手で、右腕をマッサージする時は左手で。
(8)さらに、肘の内側をソフトに押し、肘の外側をつまむようにする。
以上で、肘から上の部分はとりあえずおしまい。
なお、セラピストの方は「キュレル」のボディ用の乳液を使っていた。滑りすぎてはまったく意味がないので、「オイルは絶対だめ」だそう。キュレルを使っていた理由は敏感肌の人にも使えるということと、塗った後すぐに、「少し抵抗感が出て、マッサージの効果が高まる」からだという。
慣れないうちは、お風呂上りなどに鏡を見ながら自己マッサージしてみるとよいそうです。なかなか難しいですが、頑張っています。コツは、(a) 皮膚を動かすように、(b) 上向きに、そして、(c) 絶対に強く押さないことです!あとは、ちゃちゃっと終わらせず、結構ていねいに時間をかけるとよいみたいですが、忙しい人はなかなか・・・。
よろしければ、お試しください。