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7回目の入院-子宮筋腫 (2011年2月)

2011年9月18日 (日)

子宮筋腫摘出手術を振り返る(2)

週末を入れるとジャスト2週間、実質的には11日の入院だったが、婦人科、形成外科、乳腺外科の先生方が見に来てくれて、明るい気持ちで過ごすことができた。希望していた個室がなかなかとれず、結局4人部屋で過ごすことが多かったが、他の患者さんはみな子宮がんで、多少申し訳ない思いがあった。「すみません、子宮筋腫なんですよ。でも、もともとは乳がんです」と、自己紹介が長くなっていた。

ステロイドはその後も服用しつづけ、皮膚科の外来に最初は1週間おき、次は2週間おき、次は1か月おきに通い、本当に少しずつ、少しずつ減らしていった。最後の外来はゴールデンウィークが終わった頃だったと思う。

そして、「ムーンフェース」!!!これがすごかった。顔がまん丸に。「服用が終わってから2か月後には治るはず」と言われていたが、本当にそのくらいかかった。4月末に友人の結婚式があったのだが、むくんだ顔で出席した。ローラーをつかってマッサージしてみたり、むくみとりの化粧品を試してみたりしたが、全く効き目はなかった。

皮膚科医によると、「手術のストレス」による蕁麻疹は、あまり珍しいことではないそうだ。友人の妹さんも、かなり大きな心臓手術のあと、激しい蕁麻疹が出たということだった。「体質が変わってしまったのでしょうか」と皮膚科医に聞いてみたが、「体質はそんな簡単には変わりません」と一蹴された。

いずれにしても、ステロイド、魔法の薬。あんなにひどかった蕁麻疹があっという間に良くなった。その後のムーンフェースも含めて、いろいろな経験をさせてもらった入院だった。

2011年9月17日 (土)

子宮筋腫摘出手術を振り返る(1)

時間が前後してしまうが、2011年2月の子宮筋腫手術をごく簡単に振り返っておきたい。

2月18日(金)入院 術前の決まり事(麻酔医の説明などなど)、終了後に外泊

     19日(土)外泊から病院に戻る。2泊3日は許可されなかったため。

     21日(月)手術。まず、形成外科主治医Y医師が、自家組織による再建手術でできた 
横切りの傷を開き、恥骨近くまで広く開けてから、婦人科主治医T医師にバトンタッチ。T医師が子宮と両方の卵巣の摘出を終了後、再度形成外科主治医Y医師にバトンタッチ。Y医師が、傷の両側にあるドッグイヤーを少し整えてから、縫合。手術後の2日間は、おなかがとても痛んだ。点滴から痛み止めを何度か入れてもらった。硬膜外麻酔のモルヒネで吐き気がひどく、風船に入った麻酔薬を使い切るまえにはずしてもらった。

     25-26日(金-土)ころから、まず左手の甲にポツっと赤い斑点ができ、それが非常にかゆいのでなんとなくポリポリとかいていたら、あっという間に赤い斑点が手の全体に広がり、それがだんだんと両手、両腕、両足、ふくらはぎ、ふとももなどに飛び火して、赤い部分が盛り上がり、体中が世界地図のようになってしまった。耐えきれないほどかゆい。ついつい機嫌が悪くなり、仕事を抜け出して見舞いにきてくれたパートナーT氏にも不機嫌に当たってしまう。

     28日(月)子宮がんではないということで、私に関してはとても「軽い」ノリで診てくれていた婦人科主治医T医師も「あれ~」という感じになってきて、それを聞きつけて、乳腺外科主治医D医師も「蕁麻疹出ちゃったんですって~」と見に来てくれた。T医師の判断で、皮膚科外来受診。皮膚科医は、不機嫌そうに、「ここは皮膚がんしか診ませんから」と決めのひとことを言った上で、アレルギー全般の治療薬「アレロック」を処方してくれた。

3月1日(火)「皮膚がんしか診ないと言われました~」と婦人科主治医T医師に訴えると、「アレルギーも診る先生が、今日は外来にいるから、もう一度診てもらおう」と言ってくれて、別の皮膚科医師に外来で診てもらう。結論は、「わからない。」原因は、手術のストレスなどが考えられる。皮膚科の発疹は、それに対処する薬はあるけれども、原因がわからないことがほとんどだという。ステロイド剤「プレドニン」とアレルギー治療薬「アレロック」の併用が始まった。

    2日(水)当初はこの日が退院予定日だったが、「もう1日いようね」と言われ、退院延期。しかし、ステロイド服用のおかげか、これほどひどかった蕁麻疹がどんどん消えていく。婦人科の内診でも、「治り方はまあまあかな」ということ。

    3日(木)まだまだかゆいところはたくさんあるが、めどがついたということで、めでたく退院。退院前に担当の看護師が来てくれ、今後のパートナーとの過ごし方について、きちんと教えてくれ、「潤滑ゼリー」の見本を何本かいただく。おそらく今後必要になるだろうということで。これは、本当にありがたかった(でも、まだ、必要にはなっていない・・・ありがたいことに。でも、そのうちに試してみようとは思っている)。よくあるQ&Aをプリントしたものもいただき、これもまた本当にありがたかった。機会があれば、ここで紹介したいと思う。

・・・・・・続きます。