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6回目の入院‐腎炎(2010年9月)

2010年9月30日 (木)

職場復帰

9月27日(月)に退院、1日お休みを頂き昨日29日(水)から職場復帰しました。

復帰すると容赦なく仕事は待ちかまえており、「病み上がり」を強調するために口紅つけずにいたのですが、むだな努力でした。

昨年乳がんが発覚したときは上司のはからいで病気が職場に広まらないようにして頂いたのですが、今回ははっきり腎盂腎炎で入院していたことがすぐにみなさんの知るところとなったようです。昨日復帰して数時間後に乗ったエレベーターで、全く関係ない部署の方から「え~、調子悪くして入院してたんだって~?」と軽く笑って言われました。

どこで聞いてきたのか、こちらが尋ね返したいくらいでした。

「だれそれが病気になった」とか、「入院」したとか、そういう話はみなさん大好きのようですね。

昨夜、ため息をつきながら整骨院の院長に言ったら、彼は私の肩をマッサージしながら、「他人の不幸は蜜の味だよ」と…。

なるほど。でも私はそうなりたくない、病気の方にシンパシーを持てる人でいたいと強く思います。逆に言うと、自分が今病気だから、私にもシンパシーを感じてほしいと思っているのでしょう。そんなことを考えながらも自分の乳がんを隠しているのですから、ややこしい心模様です。なかなか説明のできない気持ちです。

2010年9月27日 (月)

退院しました

パジャマ、タオル、洗面器などの入院セットをリュックに詰めて、今日の午後、ようやく退院しました。入院した先週の火曜日はまだまだ暑さが残っていたのですが、今日はとても寒い日。Tシャツ、ふくらはぎまでのパンツ、麻のジャケットという、入院時の服装で退院しましたが、今日はとても寒く感じました。1週間の間に季節が変わってしまったようです。

入院先の医師からの手紙を持って、最初に受診した内科クリニックに行きました。
「おう、早かったね」とのこと。迅速な対応(=緊急入院)のおかげかもしれません。
「昨年の病気(=乳がん)などで免疫力が下がっているということでしょうか」と聞いてみると
「う~ん、腎盂腎炎には若い人もかかっているからなぁ」と、一概に免疫力という言葉に収斂させたくない様子。クリニック院長の適切な判断のおかげで早めに快復したことを感謝しました。

帰宅すると激しい頭痛と疲労感。明日1日だけお休みをいただいて、明後日から職場に復帰します。

この秋は、「免疫力って何だ?」をテーマに、少し自分の生活を見直してみたいと思います。この言葉、最近本当によく聞きますが、実はよくわからない。本当に科学的な文脈で使われることもあれば、よくわからないままに「体力」程度の意味で使われているケースもあると思います。この言葉に振り回されることもよくないし、使うならしっかり勉強した上でないと、なんだか「笑えば免疫力上がるよ」といった単純な構図に陥りそうです。からだのことをもう少し勉強する必要があると思います。そんなことを考えさせられた今回の入院でした。

2010年9月26日 (日)

明日退院(予定)

9月21日(火)の夜に緊急入院してから5日目です。明日退院したいと思っています。

今日看護師さんに聞いてみたら、「先生から退院の指示は出てません」とのこと。「明日の回診で聞いてください」と言われてしまいました。

最初の3日は抗生剤と輸液、食事できるようになってからは抗生剤のみ。点滴も十分したはず。

医者の友人から「普通なら膀胱炎で止まるところ、日頃のオーバーワークがたたって腎盂腎炎まで行ってしまったね」と言われました。

退院したら、どうやって免疫力アップして、いろいろな感染症を防いでいったらいいか、もっと真剣に考えます。

私はどうも感染しやすい体質に思えます。普段の生活から見直さなくては。

2010年9月24日 (金)

クランベリージュース効いたかも

21日(火)の夜に緊急入院してから3日目です。平熱に戻り、食欲もほぼ戻りました。腰がまだ少し痛いです。

「膀胱炎かなぁ」と自己判断していたときに近くのスーパーで50%果汁のクランベリージュースを買い求めて飲み始めました。実際はもっと先の腎臓にまで行ってしまっていたわけですが、入院してからも飲みました。熱が高いときには水で割ってなるべくたくさん飲むようにしました。購入したジュースは果皮まで砕いて入っておりそのままだとドロリとするほど濃いものでした。

以前から「おしっこ関連の違和感にはクランベリージュース」と聞いてきましたが、今回たくさん飲んでよかったかも、と思いました。根拠はありませんが、回復が早い気がします。(気持ちは大切ですから。)

ググってみたところ、ブルーベリー以上の抗酸化作用、さらに殺菌抗菌作用があるようです。ビタミンCも豊富らしい。

乳がん術後にエキスパンダーの感染を起こしたり、私はどちらかというと感染に弱いタイプのようです。クランベリージュースは食卓の定番になるかも…と思います。

かんじんの退院はいつのことになるのでしょうか。まだお話はありませんが、週明けまでには何とか出たいですね。がんばります。

2010年9月23日 (木)

急性腎盂腎炎で入院

なんと、急性腎盂腎炎で緊急入院してしまいました。

9月16日の婦人科受診以降、残尿感、痛み、頻尿などを強く感じていました。

20日にほんの2時間ほど外出し、次の場所に移動しようとしたときに激しい腰痛。夜8度の発熱。

翌21日に自宅近くの内科クリニック受診。のんきに「膀胱炎じゃないかとおもうんですが…?」と言ってみたら、血液検査と尿検査の結果、「急性腎盂腎炎の疑い」。クリニックには入院設備がないので、院長が即電話をかけて、タクシーで15分くらいの総合病院の夜間救急に話をつけてくださいました。

「入院しよ。抗生剤の点滴しよ。飲み薬では間に合わないから。」と、手際のいいこと、いいこと。紹介状をいただいて帰宅し、とりあえずの荷物をまとめ、家のことを少々手当てし、家族に連絡。1時間後にはお世話になるS病院の救急窓口着。夜7時。このとき、発熱が9度1分。パートナーT氏も仕事を抜けて来てくれ、入院手続きなどを手伝ってくれました。

「あれれ…」と言う間もないほどのドタバタ入院でしたが、そういえばこの1週間は尿が濁ったオレンジジュースみたいでした(汚い話ですみません)。

乳がんの薬を出して頂いている薬局の薬剤師さんから、「体の中にはふだんからたくさん菌がいますが、免疫が下がっていると良い菌が負けて具合が悪くなる」と言われていました。よく聞く話ですが、今回の入院もそんなところと関連があるのかも。

乳がん以外で入院するのは初めてです。病院も今までなじんだK病院ではないので、初めは少し不安でしたが緊急対応して下さった先生がとてもいい感じの先生でホッとしました。主治医はとても若い女医さんになりました。夜間救急の研修医くんは、採血で血をボロボロこぼしてましたが、私が乳がんのホルモン療法で「タスオミン」を飲んでいると言ったらさっそくiPadで検索してました。

入院のめどは1週間と言われています。なんとか、早く出たいです。完全に想定外だったので、仕事の調整に難儀しています。がんばります。