初めての整形外科外来
乳腺外科主治医D医師の紹介で、院内の整形外科を受診した。
今年になってから、下半身の痛みとしびれが出ており、ひどいときには、10分ほどの距離が歩き切れないときがあった。整骨院に行くと、「椎間板ヘルニアの予備軍かな~」とか、「脊柱管狭窄症かな~」とか、いろいろと言われた。
今回の乳腺外科の外来で、おたずねしてみた。症状が、「脊柱管狭窄症に似ている」とのことで、整形外科を受診してください、と言われた。ただ、私としては、自宅近くの整形外科を知らないし、できればカルテを共有してくれるこの病院内で受診したかった。そこで、思い切ってそうお願いした。すると、D医師は気さくに「いいですよ」といって、院内の整形外科初診外来に予約をとってくれた。
乳がんの友人が、背中の痛みで1年間も自宅の近くの整形外科に通い、「神経痛だ」と言われ続けて、もうがまんができないほどの痛みになってこの病院に緊急搬送され、ようやく院内の整形外科でMRIを撮ったら、頸椎に転移していた、ということは最近、このブログでも書いた(←「友人の入院」エントリー参照ください)。
私は今のところ再発も転移もしておらず、「低リスク」に入っているということではあるが、体に痛みやしびれがあると、必ずそのことに思いが至る。だからこそ、院内で連携が可能なところで受診したかった。
8月第1週に、その整形外科を受診した。若い医師で、とても感じの良い先生だった。私の痛みの特徴は、歩いていると腰から下が痛み、両足がしびれてしまう。そして赤信号で休んだり、すこし立ち止まったりすると少し良くなってまた歩けるようになる、というもの。これは、「間欠跛行(かんけつはこう)」と言って、脊柱管狭窄症によく見られる症状だそうだ。ただし、「乳がんは、骨と相性が良いので、骨転移による痛み、あるいは腰椎の変形が起こっている可能性も否定はできないので、まずはレントゲンを撮りましょう」ということで、レントゲンを何枚も撮り、その後もう一度診察があった。とりあえずわかったことは、「腰椎の4番が前に飛び出していること、そのために、神経がそれに伴って曲がってしまい、痛みが出ていること」だった。この飛び出し方の重度は、「初期から中期の間くらい」ということだった。ホルモン治療のアロマシンの副作用が関わっていることも否定はできないと言われた。
この後、神経がどのくらい曲がって、どのくらい骨に押されているか、これはレントゲンではわからないので、MRIを撮りましょう、ということになった。検査はお盆明け。
骨量が下がって骨が弱くなっていることは間違いがないので、この後、この症状が悪化しないようにするにはどのようにしたらよいのか、それも含めてきちんと聞いてきたいと思っている。副作用のサイクルが続いていることを感じるが、できる範囲の中で最善の対応をしていきたい。