友人の入院 (2)
毎日病院に行っている。
仕事帰りなので、面会時間終了ぎりぎり。
昨夜も寝ているばかりだった。汗をかいている。
それでも、ほんの2分くらい目を覚ました。
「今朝、○○先生が来てくれて、薬の調整は、誰にとっても試練なんだよって言われた・・・。」
オキシコンチンとオキノームをどのくらい飲んだときに痛みが適切にコントロールでき、意識もはっきりし、そして気持ちも悪くならないのか、それを見極めることは誰にとっても難しいことらしい。
「それから、××先生も来てくれたんだけど、こんな程度の量でこんなに具合の悪くなる人はそんなにいないって・・・。」
は? 同じ医師でも、言うことがまるきり違う。具合の悪い人の傷に塩を塗り込むような言い方はしないでほしい。
それだけ言ったら、また眠ってしまった。入院して1週間なのに、ずいぶんやせてしまった。眠り込む顎の線が直線的になってきた。
彼女ががんばっていることが私の支えだった。わかっていたけど、痛いほど実感する。
彼女のお嬢さんと話をする。「Furriesさんは、転移とか、されてるんですか?」と聞かれた。
「いや、ありがたいことに、まだです。」と答えてしまった。言葉の使い方がわからなくて、混乱する。
« 友人の入院 | トップページ | 友人の入院 (3) »