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2010年10月14日 (木)

「がん患者の〈幸せな性〉」について

「がん患者の〈幸せな性〉」という本をご存知ですか。私はこの本にとてもとても救われました。(←左の書籍案内をご覧ください)

がんになって、聞きたくても聞けないことがたくさんできました。ネットや書籍で情報を得ようと試みましたが、なかなかありません。いろいろな検索ワードで検索し、ようやく見つけてアマゾンで購入したのがこの書籍でした。書店で手に取ってみるのがちょっとはばかられる本でも、アマゾンでなら気兼ねなく購入できます。

この書籍について紹介したいことはたくさんあるのですが、私がいちばん知りたいことが表になって載っていて本当にうれしかったのです。こういうことががん患者のQOLに大切だという考えのもとに、きちんと追跡してデータを取り、患者に情報提供してくれる人たちがいるということが有り難くおもえました。その表の一部を転載させていただきます。携帯でこのブログを読んでくださっている方は表が見えにくいかもしれません。すみません。ぜひPCでご覧になってください。下の小さな表をクリックして頂けると、別ウィンドウで大きな表が開きます。

Cancer_2

 「がん患者の〈幸せな性〉」 アメリカがん協会編、高橋都&針間克己訳
                                                                春秋社 (p.46)より抜粋

子宮の全摘と卵巣の切除については参考までに載せました。手術前の私にとって一番ほしかった情報は「化学療法」「乳房切除、放射線照射」でした。そして、術後に「ホルモン療法」を受けることになり、「タモキシフェン療法」についての情報も貴重となりました。

これを見ての反応・解釈はそれぞれの女性の年齢や家族状況などによって異なると思います。私は子供を望むことができる年齢をとうに過ぎていましたので、これを見て、全体的には励まされたと感じました。「不妊」を除いては、なんとか対応できる状況ではないかと思ったのです。

この本を手術前に2冊購入しました。1冊はパートナーT氏にプレゼントしました。「読んでね」と言ったら「はいはい」と言っていましたが、どうなりましたか。

・・・この話題はまだ続きます。もう少しお付き合いくださいませ。

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