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2010年2月 7日 (日)

他人の痛みのわかる人に…

同じ病院で乳がんの治療を受けている「がん友」さんと食事した。私の入院へ向けての「壮行会」と、彼女の「乳房再建1周年記念」を兼ねて。

同じ病気を持ち、年齢も近く、同じ病棟に入院した経験もあり、主治医が同じで(乳腺の主治医は違うが、形成の主治医は同じ)、美味しいものが好きな彼女。知り合ってからまだ日は浅いが、会うたびにより深くわかりあえる気がする。

出身地も、職業も、50年近い人生の経験も何もかも違うが、同じ病院で同じ病気を治療している、このことをきっかけとして親しくなり、まだ二人だけで会うのは3回目だというのに、まるで何十年来の知り合いであるかのような親近感で話ができる。「シンパシー」は「同情」ではない。お互いの幸運も不運も受け止めたうえで「共感」することを言う。私たちは小さなイタリアンレストランの片隅で、同じ皿から食べ物を取り、同じ瓶からワインを飲み、手を叩いて笑い、ぽろぽろこぼれる涙を拭き、人生のうちの4時間を共有した。

1日の仕事のあとで午後8時近くなってからの夕食。ときには小さなあくびを隠さず、語り合った。そして2人で確認し合ったことが、「他人の痛みのわかる人…これが、人間の基本でしょう!」ということだった。

自分は病気でなくても、病気の人の気持ちがわかること。もちろん、病気でない人が病気の人の気持ちを100%理解できるとは思えないが、なんといっても「想像力」。これを使うことで、暖かい人になれるはず。お互いの職場での経験などを話し合い、わかってくれる人とわかってくれない人がどんな職場にもいるよね、と合意し、「他人の痛みがわかるように、私たちもなりたいね」と。辛い思いをしている人の立場に自分を置き換え、想像し、自分にどんな支え方ができるか考える。これは、同じ病気を持つ彼女と私の間にもそのままあてはまる。私も、彼女の痛みのわかる人になりたい。

「入院したらお見舞いに来てね!」とわがままを言う私。「最初の3日間は辛くて誰とも会いたくないと思うから、落ち着いたと思った頃に行くよ!」と再建手術の経験者らしい彼女。「絶対うまく行くよね、祈っててね!」とお願いし、「絶対大丈夫!」と太鼓判を押してもらい、深夜の駅前で何度もハグして別れた。

こんなすてきな友人に支えられて、手術の日がまた一日近づく。

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