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2009年11月25日 (水)

傷あとが痛むとき

11月24日のこと。

基本的に、いつも胸が痛い。6月に退院した頃は、涙を流しながら眠ったこともあるくらい。鎮痛剤を飲み、睡眠導入剤を飲んで寝た。

有刺鉄線に脇腹がひっかかったみたい。胸のなかに木箱が入っているみたい。胸のなかに鳥かごが入っているみたい。ほそびきの縄で締めあげられているみたい。…いろいろと形容しては医師や看護師に訴えたりしていた。でも、これは、いくら形容してみても、周囲の人にはわかってもらえない痛みだと思う。

両側全摘のため傷も長く、私の場合、左右の乳頭(があったところ)の上部をほぼ一直線に横切っているので、いろいろなところが引っ張られている感じがする。そんな痛みも、不思議なもので、痛いなりに、それを意識の外に追いやることができるようになってきた。ふっと気づくといつも痛い。でも、何かを考えたり、ショッピングしているときなど、しばらく忘れていられるようになってきた。その、忘れていられる時間が少しずつ長くなってきたような気がする。

人間て、本当にたいしたものだと思っていた。

この1週間ほど、今までと違う痛みが出てきた。左右の乳房(があったところ)の中央、みぞおちのあたりが痛む。鏡に映してみると、左の傷痕の先端部に近い。ぐっと押されるような痛み。最初は気のせいかと思っていたが、気のせいではない。仕事をしながら無意識に触ってしまう。

乳がんの手術では、表面の皮膚はかなり薄くなる。皮膚の裏面をどのくらい薄く削るかは、乳腺外科のそれぞれの病院の考えがあるらしい。再建をする形成外科の立場からは少しでも皮膚が厚く残っていれば仕事がしやすいらしいが、薄くまで削ったほうががんの取り残しが少なくなるという意識が乳腺外科にはあるらしいとも聞いた。当然、神経は切れてしまっているが、これが、徐々に乳房(があったところ)の上や下から伸びてきて、だんだん感覚が戻ると言われていた。それは、実際にその通りで、はじめのうちは触られても全く無感覚だった胸が、かゆみを感じたり、触ったときになんとなくわかるようになってきていた。形成外科の主治医からは、神経が伸びるときに、非常に不快な経験をする人が多くいるようだよ、と言われていた。この痛みもそういった前向きな出来事の過程にあるのなら、なんの文句もない。

それにしても、痛い。今日は、打ち合わせ中に上司から「具合が悪いのですか」と聞かれてしまった。同僚からも同じように聞かれた。痛いと思っている様子が周囲にわかってしまうのか。

痛みは体だけでなく気持ちも疲弊させる。この痛みにも慣れるときが来るのか。できればなるべく早く来てほしい。再建したらこういう痛みもやわらぐのだろうか。再建が終わっても痛みは続くのだろうか。

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